血圧を健康的に安定するには

長野市民新聞
2019.2.23

コラム#118
【血圧を健康的に安定するには】

病院などで血圧を測ると、いつもより高くてびっくりした、そんな経験もあると思います。分かっているのに「高いですね…」と念を押され、余計に心配になるといった具合です。

しかし普段高くないのであれば、あまり気にすることはありません。診察の空気や白衣に囲まれ、呼吸が整っていない緊張感の中で測るのですから、高く出るのは当然です。

この傾向は、血管の収縮や心拍数の上昇によって、上の血圧に現れやすくなります。落ち着いた状態で測れば、普段通りの値に近づくことでしょう。

それよりも着目すべきは下の血圧。

拡張期血圧は、心臓が血液を送り出した後の最低血圧で、体を維持する基礎血圧とも言えます。以前は低かったのに、最近高くなってきたというのは、心臓の血液量の減少や、血液を送り出す心臓の拍動が弱くなるなど、老齢や体力低下がその背景にあります。

血圧が高くなると、コレステロールだ、糖だ、動脈硬化だ、血栓だ、ということになりますが、体は調子が良ければ血圧を低く維持し、悪ければ上げて活動を支えています。

下げることも必要ですが、それと並行して、体力の引き上げや、諸症状を改善していくと、環境や薬等に左右されない安定した血圧につながっていきます。