冷え性と低体温 免疫との関係

長野市民新聞
2015.11.28

コラム#040
【冷え性と低体温 免疫との関係】

いよいよ☃マークがつく季節になってきました。寒さ対策を十分にとって、体調管理を心がけたいところです。冷えは、血管が収縮して血行が悪くなって起こります。特に血液や筋肉等が足りない場合は、慢性的な冷えに悩まされてしまいます。寒くなっても血液循環が滞らない体づくりが大切です。

漢方薬では、「当帰(とうき)」という生薬が主成分の「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」をよく用います。体がぽかぽかしてよく温まります。しばらく続けると、体の保温力が上がってきますので、体質改善にも効果的です。

一方、冷えとよく似たものに低体温(35度台以下)があります。低体温は、身体の熱エネルギー産生そのものが弱いため、体全体が温まりにくい状態です。身体の酵素や細胞が最も活性化する体温が36.5~37度ですので、それよりも低い状態が続くと新陳代謝や免疫力に影響が出てきてしまいます。

がん細胞は、健康な人でも1日に約5千個できると言われています。体温が良好に保たれていれば、免疫細胞がしっかりと守ってくれますので、体温を意識することはとても重要なのです。身近なものに「桂皮(けいひ)/シナモン」があります。体を中から温めてくれますので、これからの季節は最適です。