更年期症状

長野市民新聞
2014.7.26

コラム#008
【更年期症状】

梅雨が明け、これから夏本番ですね。暑い寒いという感覚は、体のホルモンが大きく影響しています。

特に更年期における女性ホルモンの減少は自律神経のバランスを乱す原因となり、今までにない様々な症状が現れてきます。

自律神経は、無意識に働いている神経で、感情のコントロールだけでなく、体温調節や、心臓などにも大きく影響します。イライラや不安感、冷え・のぼせ、発汗過多、動悸などが代表的です。

漢方では、急激に変化するホルモンバランスを整えながら、症状改善に向き合っていきます。「加味逍遥散(かみしょうようさん)」は、更年期に用いる代表的な漢方薬で、精神的な安定を図るとともに、のぼせなどを改善します。発汗には体の熱を取り、渇きをいやす「知柏地黄丸(ちばくじおうがん)」を用います。

またこの時期は、心臓を守り、汗を抑える「生脈散(しょうみゃくさん)」が効果的です。冷えやだるさには、ろばのにかわ(コラーゲン質)が含まれる「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」が、女性ホルモンを支えてくれます。体に合った漢方薬で、快適な更年期にしていきましょう!