インフル対策に板藍根(ばんらんこん)

長野市民新聞
2018.2.10

コラム#093
【インフル対策に板藍根(ばんらんこん)】

インフルエンザが猛威を振るっている今年の冬、予防をしっかりして、無事にこのシーズンを乗り切りたいところです。

対策については、手洗いやうがい、マスクなどが一般的ですが、体の内側からの取り組みとして、ぜひ予防茶を取り入れていただきたいと思います。

周りには様々なものがありますが、風邪やインフルに向けては、ビタミンCやカテキンが含まれる緑茶が一般的で、これだ!というものはあまり知られていないと思います。そこでこの時季の必須アイテムをご紹介。

素材は葉っぱでなくて根っこ。そこから抽出した成分をエキス(粉末)にしたのが「板藍根」のお茶。

葉の部分は、もともと染料として用いられ、その高い防虫効果が藍染めに重宝されてきました。根の部分にも広い抗菌・抗ウイルス作用が認められ、のどの痛みや発熱、各種炎症疾患に効果があります。胃腸への負担もなく、小さなお子さんでも安心して飲める優れものです。

本場中国では、日本の葛根湯と同じように普及しており、受験対策にも一役買っています。

毎年店頭では、これだけで十分予防になる、病院いらず!と大好評☆毎日の風邪対策に「板藍根」をぜひどうぞ。のど飴もあります。

製剤)板藍根(ばんらんこん)、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)など