妊娠ポテンシャルを高めましょう!

長野市民新聞
2016.12.24

コラム#066
【妊娠ポテンシャルを高めましょう!】

生理周期には、月経期・低温期(卵胞・排卵期)・高温期(黄体期)があります。それぞれ子宮内膜を排出する時期、卵巣内の卵子を成長させながら新しい内膜をつくる時期、受精卵を内膜に着床させ、力強く育んでいく時期となります。

実際の治療においては、周期に応じて様々な薬が投与されますが、人の身体は外からホルモンを入れると、自分でホルモンをつくり出して分泌しようとする力が弱くなる傾向があります。早い段階でうまくいけば良いのですが、治療が長引いてしまうと、思い描いている所から離れてしまうケースも少なくありません。治療と並行しながら自分の力も維持・向上させていくことが大切です。

漢方でも病院と同様に、周期に合わせて漢方薬を使い分けています。卵胞期は元気で健康な卵子を育て、黄体期は体をしっかりと温め、妊娠の持続に力を注いでいきます。また月経時は、血液循環を促進して経血の排出を促し、子宮内をリフレッシュすることが重要です。

生理周期は脳との関連が大きいので、生薬のハーブ効果でメンタル面もケアしていきます。外からだけでなく、体の中から妊娠の潜在能力を高めて明るい未来を引き寄せましょう!

※方剤例/
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、亀鹿仙(きろくせん)、霊鹿参(れいろくさん)他