妊娠しやすいからだづくり

長野市民新聞
2018.6.9

コラム#101
【妊娠しやすいからだづくり】

お子さんがなかなか授からないとき、そのまま自然妊娠に賭けるか、それとも治療に入るか、あるいは治療を継続するか、様々なことを考えると、夫婦の葛藤はますます大きなものになります。

不妊の原因は男女双方にありますが、特に女性の場合、年齢とともに低下する卵巣の働きが課題になります。

卵が成長しない、質が芳しくないなどといったことに加え、エストロゲン等の減少によって、自律神経や免疫反応などにも影響してきます。

ある研究では、妊娠には一定量の筋力が必要で、歩いたり運動したり活発に動いていた人は、太ももなどの筋肉量が多く、卵巣機能を維持しやすいことが分かっています。

また反対に、ある程度のぽっちゃりとした体脂肪も必要で、体が細すぎても妊娠に必要な様々な機能が停滞してしまいます。

不妊の原因だけでなく、現在自分の体がどのような状態にあるのかを認識しておくことが大切です。

漢方は、卵巣や子宮に働きかけ、潜在している力や状態を引き上げるだけでなく、基礎代謝をアップさせながら、豊かな体に整えていきます。

病院治療に臨んでいる方も多いですが、ぜひ妊娠しやすい体づくりにも取り組んで頂きたいと思います。

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