長野市民新聞
2014.6.14
コラム#005
【漢方で不妊治療 妊娠力をアップ】
体が活動的になるこの時期、赤ちゃんを希望されている方にも良好なシーズンです。不妊の原因は様々ですが、特に年齢によるものには、積極的な若返りケアが必要です。
漢方では、体を温め、動物生薬が配合された漢方薬などで、妊娠する力を高めていきます。血行を促進し、メンタル面をサポートしながら、体を妊娠しやすい状態に近づけていきます。
また漢方には、生理周期に応じて薬を服み分ける「周期療法」があります。周期を、月経期／卵胞期／排卵期／黄体期の４つに分け、それぞれの時期における妊娠機能を後おしする方法で、妊娠率を高める工夫をしていきます。
不妊治療は、一般的に病院治療が多いですが、体にその力がなければ、どんなに頑張って治療を続けても、心身への負担が増えるだけになってしまいます。健康で元気な赤ちゃんに出逢うためにも、先ずはしっかりと身体をつくっておくことが吉報への第一歩です。ご夫婦共にコンディションを整え、妊娠力をアップさせていきましょう。