のどがおかしいと思ったら板藍茶

長野市民新聞
2018.10.27

コラム#110
【のどがおかしいと思ったら板藍茶】

これからの時季、かぜの予防が大切になってきます。本場中国では板藍根という生薬のお茶を飲むのが一般的です。

板藍根は、ホソバタイセイとい植物の根で、広い抗菌範囲と抗ウイルス作用に優れ、清熱解毒をする生薬として、かぜが流行する季節に重宝します。

病原体を最初に受け止めるのは口や鼻などの粘膜ですが、板藍根に特徴的な「清利咽喉(せいりいんこう)」という作用が、のどから始まるかぜを食い止めてくれます。

毎年予防接種している方、人が集まる所が気になる方、仕事が休めない方、受験生など、のどがおかしいなと思ったらすぐに飲んで欲しい一品です。