毛細血管と若さの関係

長野市民新聞
2017.4.8

コラム#073
【毛細血管と若さの関係

私たちの身体を流れる血液はどこで造られているのでしょうか。

簡単に言ってしまうと骨になります。食事などからの栄養素を材料として、胸骨やろっ骨、背骨や骨盤など、大事な内臓を守っている骨の中(骨髄)で毎日造られています。健康的な血液は、約120日周期で新しい血液と古い血液が入れ替わることによって保たれているのです。

また血液は、全身にくまなく張り巡らされている毛細血管を通じて、酸素や栄養素を供給し、二酸化炭素や老廃物を回収しています。ここで注目されるのが毛細血管の状態です。

これがもろくなると、細胞に血液が滲み出し、老廃物などが漏れてその場所に停滞してしまいます。毛細血管は年齢とともに劣化していく傾向にあり、60歳台では約40%も減少するという報告もあります。40歳台の中頃からシミやくすみなど目に見えて変化が現れ始め、血液が十分に行き渡りにくくなるため、手足の冷えも気になり始めます。

しっかりとした毛細血管を維持するには、勢いのよい川の流れのような血流が欲しいところです。体全体の新陳代謝を高め、質の良い栄養を補給しながら、血流循環を促していくことが若さと健康につながります☆

※製品例/冠元顆粒(かんげんかりゅう)、EPA、DHA