血圧を下げるには 元気な体づくりから

長野市民新聞
2014.5.24

コラム#004
【血圧を下げるには元気な体づくりから】

寒暖の差が激しい季節、気温や気圧の変動は血管や心臓に負担をかけます。その結果、血圧は不安定となります。

血圧が上がる要因には、体質や生活習慣、緊張などの精神的なことも挙げられますが、体が弱っていたり、衰えによっても高くなります。体を動かす時、血液を全身に巡らせる体の力が必要となるからです。血圧を下げるには元気な体づくりが欠かせないのです。

漢方では、体力の引き上げに「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」などを用い「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」などの血液の流れを良くする漢方薬の併用が効果的です。血圧が上がっている時、体はだるさを感じ、頭重やめまい、動悸などが起こりやすくなりますが、「冠元顆粒」は、諸症状を改善しながら、安定した血圧に導きます。特

に主成分の丹参(タンジン)や紅花(コウカ)は、血液をきれいにして抗老化作用も期待できます。血圧の上がり下がりにあまり一喜一憂せず、軽やかな体といきいきとした血液の流れを心がけましょう。元気な体づくりは様々な生活習慣病の予防につながります。