長野市民新聞
2015.12.26
コラム#042
【子宝に向けて男気をグッとアップ】
ＷＨＯ（世界保健機関）の男女別不妊調査によると、原因が女性側にある41％、男性側にある24％、両方にある24％、不明11％という報告があります。日本における最新の数字ではありませんが、男性側にも原因があることが分かります。精子などの基準も緩やかになってきており、お子さんを希望する場合は、男性側の準備も必要になってきます。
精子は精液１mlあたり２０００万以上、その50％以上が活発に動いていることが理想的で、これを維持しているのが《テストステロン》です。しかしこの男性ホルモンはとてもデリケートで、精神的ストレスがかかったり、マンネリな毎日が続くと分泌が弱まってしまいます。何事も楽しめばいいのですが、発散できないでいると、精子をつくり出す力や、運動率も低下してしまうのです。
滋養強壮というと、精力だけをイメージしがちですが、本質は、体の弱い部分を補い、強い身体をつくることにあります。漢方薬は、男性ホルモンだけでなく、全身のホルモンをバランスよく引き上げてくれます。健康な身体づくりが何よりも大切です。
新しい精子が完成するまでおよそ３か月、子宝に向けて、男気をグッとアップしていきましょう！