花粉症

花粉症のメカニズム

花粉症は、花粉を体の粘膜細胞が異物と判断し、過剰に反応してしまう免疫反応です。くしゃみ、鼻水、涙によって、花粉を体外へ出そうとするのです。分かっていても、症状があまりにも激しいと仕事や日常にも影響してきますね。諸症状をある程度抑えながら、アレルギー反応を落ち着かせていく必要があります。

粘膜が乾いているとアレルギー反応は強く出ます。冬のあいだ、暖房などによってカラカラになった粘膜に、春になっていきなり花粉が入り込んでくるわけですから、多少なりとも症状が現れます。しかし粘膜がうるおうことによって小さな反応で済むようになります。

またストレスが多い時も、より一層反応が強く出てきます。花粉症自体がストレスですが、花粉の季節は年度末や年度初めであり、また環境が変わる時期でもあるため、心身的影響に左右される時期です。色々なことに神経が過敏になっていると、アレルギー反応も過敏になってしまいます。普段からあまり神経質にならず、ある意味で何事も鈍感になってみると良いかもしれません。

中医学の花粉症対策

外から入ってくるアレルゲンをブロックしてくれているのが粘膜細胞です。粘膜細胞は粘液で保護され、バリア機能を持っています。体に入って大丈夫なものと悪いものを区別し、悪いものは体に入れないという門番のような役割を担っています。この粘膜細胞を強化し、粘膜の保湿効果を高めていきます。

またストレスや疲れを軽減することもアレルギー反応の予防につながります。睡眠を多めに取るなどの工夫も大切です。一方花粉が入り込むと、ヒスタミンという物質が発生し、痒みや充血を引き起こします。これらの炎症を鎮めながら、 諸症状を緩和していきます。

花粉症に対しては、予防と対処の両方が必要です。予防については、乾燥が始まる11月頃から、遅くても花粉がピークになる1~2か月前から始めると、シーズンになってから症状を軽くすることができます。

※花粉カレンダー

花粉カレンダー

花粉症を引き起こす植物の花粉カレンダーです。大きく分けて樹木系と草花系があります(黄:樹木系、ピンク:草花系)