眼圧と視神経、常に目ンテナンスを

長野市民新聞
2016.3.26

コラム#048
【眼圧と視神経、常に目ンテナンスを】

身近な数値に血圧があります。血圧は、血流によって生じる血管にかかる力で、高い状態が続くと、動脈の柔軟性が低下し、心臓や脳などの疾病につながってしまいます。

他方、目にも「眼圧」というものがあります。

眼球には、房水という眼液が循環していて、目に対して栄養素や酸素を供給したり、老廃物を排出したりしながら、眼球内の圧力を一定に保っています。しかし、その房水の排出がうまくいかなくなると、眼球は張った状態となり、眼圧は上昇してしまいます。

「緑内障」等の眼病は、眼圧によるところも大きいですが、視神経への負担がその大きな要因です。

現代生活では、目には大きな負荷がかかっています。眼精疲労は、視神経を消耗させ、慢性的なストレスは、眼圧の上昇に加え、血液循環を鈍らせて視神経にダメージを与えてしまいます。目の休息をとると共に、目に良いものを摂り入れることが大切です。

明目(めいもく)作用のある生薬は数多くありますが、中でも薬用の「菊花茶」は、神経の高ぶりを鎮め、視力の回復に役立ちます。クコの実などと合わせると、目が滋養され、物がはっきりと見やすくなります。常に、目ンテナンス(機能維持)を心がけましょう。

※今回のテーマの代表処方:杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)