災害復旧と心身の保持

長野市民新聞
2019.10.26

コラム#134
【災害復旧と心身の保持】

台風の影響、長野市もとても大きな被害となりました。被災された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早く平常に戻ることを願うばかりです。

河川の氾濫や集中豪雨によって辺り一面が水に浸かると、その泥水には下水や油、ガラス・金属など、身の回りのありとあらゆる有害・危険なものが入り混じります。場所や気温によっては臭いも強くなります。感染症対策のため消毒などが講じられますが、細部まで行き届かないこともあり、特に家屋はある程度自力で復旧せざるを得ないのが現状です。

そのような中、心労が蓄積し、栄養管理も難しく、またこれからの季節、ますます寒さが厳しくなり、インフルも流行し始めます。疾病や体調不良は、免疫の低下や精神疲労などが大きな誘因となるので、そのような時こそ健康面にもしっかりと意識を向けていただきたいと思います。

まずは食事に加え、身近にある健康食品やサプリメント、漢方でも何でも良いので、足りない栄養を補給しながら体力維持に努めます。もちろん持病がある方は平時以上に留意し、具合が悪くなった時はすぐに診てもらうことが最優先。健康への二次被害が広がらないことを祈り、さらなる健康のお手伝いを進めていきます。