体の中から健康に美しく!(アンチエイジング)

長野市民新聞
2015.9.26

コラム#036
【体の中から健康に美しく!(アンチエイジング)】

漢方では、男性は8の倍数、女性は7の倍数の年齢の頃に身体が変化すると考えられています。誕生して成長期となり、成熟して身体機能のピークを向かえるといったことからも、おおよその目安になります。

特に女性の場合、個人差はありますが、女性ホルモン(エストロゲン)の影響を強く受けることになります。成長期には、より多くのエストロゲンが分泌されるため、男性よりも早熟傾向になります。これが男女の数字の違いに表れているのでしょう。

更年期には、エストロゲンの急激な減少により、身体に大きな変化が現れてきます。エストロゲンは、肌や筋肉を柔らかく保ち、皮膚や粘膜を潤してくれる美容ホルモンであり、自律神経を安定させ、骨粗しょう症や生活習慣病を予防してくれる健康ホルモンです。身体の変化を感じたときの早めのケアが大切です。

漢方では、女性ホルモンに働きかける婦人科の専門薬・婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)をよく用います。数か月間続けて服用すると、全身の温かさを維持できるようになり、体の変化を実感できるようになります。

いつまでも若々しく健康でいるために、身体の中からの「アンチエイジング」、始めてみませんか☆